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北アメリカと米国の動物
米国

植生の違いによって動物の分布はことなる。極地や高山ではマーモットやジリスがみられる。アラスカ州の海岸部には大型哺乳類(ほにゅうるい)のセイウチやオットセイ、アザラシ、ホッキョクグマがいる。カリブーやヘラジカはツンドラで夏をすごすが、冬はタイガへ移動する。渡り鳥も多い。アメリカ東部の硬木林にはブラックベア、シカ、キツネ、アライグマ、スカンク、リスなどがいる。メキシコ湾岸にはペリカン、フラミンゴ、カワセミなどのうつくしい鳥のほか、ワニやナマズが生育する。毒ヘビも少なくない。

米国の気候の地図
北アメリカと米国の動物

草原の動物として知られるバイソンは、一時は絶滅の危機におちいったが、現在は保護されている。各種のネズミやウサギのほか、プレーリードッグ、シロイタチなど、地中の穴をすみかとする動物が多い。西部の山地やアラスカ州には大型動物がみられる。北アメリカ最大の肉食獣であるコディアックヒグマのほか、グリズリーベア、ヘラジカなどがいる。乾燥地域には大型動物は少ないが、特殊なものとしては、カンガルーネズミ、北アメリカ大陸特有のトカゲや鳥などがいる。ハワイ州には固有種が多かったが、現在、その多くは絶滅の危機に瀕(ひん)している。固有の哺乳類はコウモリだけである。2000年、合衆国に現存する哺乳類は432種、爬虫類(はちゅうるい)は287種、鳥類が650種。

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