連邦議会は二院制で、各州議会議員によって間接的に選出される議員が主体の上院245名と、小選挙区制による直接選挙でえらばれる下院545名からなる。上院よりも下院のほうが権限は強い。上院の任期は6年、下院は5年である。
首都ニューデリーに最高裁判所、各州に高等裁判所があり、いずれも長官と判事は大統領の任命による。高等裁判所の下に州が管轄する裁判所がある。司法権は独立しており、裁判所には違憲審査権があたえられている。
インドの政党でもっとも長い歴史をもつのはインド国民会議派(INC)で、1885年にムンバイで開かれた国民会議を母体として結成された。インド独立に大きな役割をはたし、独立以降1977年まで首相を輩出した。その間の69年に首相(インディラ・ガンディー)派と反首相派に分裂したが、78年にインディラ・ガンディーがガンディー派国民会議派を結成、そのあと旧党員のほとんどを吸収した。インド人民党(BJP)は、ヒンドゥー至上主義をかかげる政党で、1980年に結成された。近年、インド・パキスタンの関係悪化や、ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の抗争で勢力をのばし、1996〜2004年には下院第1党の座を占めた。そのほか、インド共産党右派(CPI)、インド共産党左派(マルクス・レーニン派。CPI-M)、社会党(SP)や、南部を中心に活動するドラビダ進歩同盟(DMK)、テルグ・デサム(TDP)などもあり、政党の数は多い
独立以来、政府は国民の健康問題にとりくんできた。1941年に32歳だった平均寿命は、90年代半ばには60歳になった。乳児死亡率は、1000人当たり151人(1965年)から88人(1995年)に減少。これは予防薬の普及や栄養および衛生状態の改善による。天然痘は絶滅し、コレラや赤痢、象皮病もあまりみられなくなった。マラリアや結核、眼病の抑制も政策としてとりあげられている。しかし今なお国民の多くが栄養不良の状態にあり、干ばつが原因の餓死もしばしばおこる。"インド" MicrosoftR EncartaR Online Encyclopedia 2008
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