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米国のアメリカの人口
米国

合衆国の人口の特徴は、移動性がひじょうに高いことである。近年は中北部、北東部から南部、西部への人口大移動がつづき、人種や民族構成、言語や宗教の多様化がすすんだ。
合衆国の人口は3億113万9950人(2007年推計)。これは中国とインドについで世界で3番目である。アメリカの人口は絶え間なく増加しており、1790年の最初の国勢調査では約400万人だったが、1900年に約7600万人に、2000年には約2億8100万人になった。都市部の人口増加率は農村部より高いが、大都市では低く、シカゴやフィラデルフィア、デトロイトなどでは人口が減少傾向にある。総人口の81%(2005年推計)が都市部にすんでいる。

アメリカ都市
アメリカ都市

合衆国は従来以上に人種や民族構成が複雑になりつつある。1980〜90年の間に9.8%の人口増加があったが、アフリカ系アメリカ人は14.2%増で、2670万人から3050万人にふえた。さまざまな人種からなり、スペイン語を話すヒスパニックは53%の増加で、1460万人から2240万人。アメリカ先住民(エスキモーとアレウトをふくむ)も140万人から210万人へとふえた。アジア・太平洋系は370万人から、その2倍の750万人となった。最大の民族グループはドイツ系の5800万人で、アイルランド系は3870万人、イギリス系は3270万人であった。大部分の家庭で子供は英語をつかっている。

アメリカ都市. Encarta

1901〜99年に4600万人の移民が合衆国にやってきたが、およそ3分の1はのちに故国へもどったといわれる。しかし、98年だけでも66万人の移民があった。70年代から90年代初めにかけて、多数派だったヨーロッパ系の比率は、アジアやラテンアメリカなどからの移民の増加とアフリカ系の高い増加率によって低下している。70年代に、それまでのヨーロッパ人移民優先策がかわり、アジアやラテンアメリカ、アフリカからの移住者が多くなったため、文化の多様化がすすんだ。2000年の国勢調査では、ヨーロッパ系が総人口の83.4%、アフリカ系が12.4%、アメリカ先住民が0.8%、アジア・太平洋系が3.4%となっている。その他、統計にのらない移民の数も多い。近年は特にラテンアメリカからきたヒスパニック系の移民が急増していて、03年の調査では3880万人(約13%)に達している。

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